5ヶ月間の温度変化(クリックで拡大)
11月4日@(クリックで拡大)
11月4日A Aグループ(クリックで拡大)
11月10日B Aグループ(クリックで拡大)
11月10日C Bグループ(クリックで拡大)
11月10日D Cグループ(クリックで拡大)
11月10日E(クリックで拡大)
11月11日F(11月蒔き)
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[2007年11月4日] @〜A
10月から1ヶ月ほど掛けて外気温と同じレベルになるように冷蔵庫の温度を微調節してきました
が、18℃で冷蔵庫から出しました。
すでにいくつかは徒長した白っぽい芽を出していました。
これ以上冷蔵庫に置くとカビが生えてくることは昨年に経験済でしたが、それでも今年もいくつかは
表面上にカビが生えていました。(画像A)
また、ポットをひとつずつ入れていた袋の底にはかなりの水が溜まっていました。
温度が上げてゆく際に氷結していた水が溶けて出てきたものと思われます。
これも去年の経験から水分は減らして冷蔵庫に入れたはずなのですが、前述のカビや根腐れの原因に
なるので次回はもっと乾燥させておく必要がありそうです。
それにしても6月から始めて実に5ヶ月間、155日に及ぶ夏越しの人工休眠でした。
循環ファンを付けたり、こまめに温度調整をしたり、また、その為に頻繁に冷蔵庫を開けていた為か、
途中、夏の暑い盛りに霜取りの為、一時間ほど保冷剤の入った発砲スチロールの箱に移したりと、
結構苦労しました。
さて、今シーズンは、鉢に植え替えした大きめの株6個とポットのままの小さな株31個の合計37個を
冷蔵庫に入れたのですが、現時点で芽が出ているのは10個のみ。
越夏の成功率27.0%、4個につき1個の割合を成功とみるかどうかは難しいところですが、
2年目にしてはうまくいったほうかもしれません。
今回は冷蔵庫の温度を氷点下に下げないよう、また温度にムラが出ないように
循環用のファンをつけたのですが、それでもやはり場所によってかなりの温度差があったようです。
ポット苗についてのみ、場所毎の成功率を割り出してみると次のようになります。
Aグループ ドアの内側(4/12)33.3%
Bグループ 下段(3/16)18.7%
Cグループ 中段(3/3)100.0%
Dグループ 上段(0/0)サンプルなし
場所の問題については、もう少し様子をみてからの分析にしたいと思います。
この場所の問題よりももっと気になることがあります。
実は、今回の苗は昨年11月と12月の2回に発芽させたものなのですが、現時点で復活しているのは、
すべて12月に蒔いたものばかり、つまり後発で成長が1ヶ月遅いほうなのです。
期待していた11月に蒔いた成長の良いものは一向に芽を出しません。
これはどういうことなのか、幼苗ほど発芽する力が大きいのか?
これもまたもう少し様子をみてからの分析に致します。
[2007年11月10日] B〜E
あまり急に日差しの強いところへ出すとダメになるので、雨の掛からない明るい日陰に置いてから
一週間が経過しました。
光を浴びて葉は緑色になり、新たな葉も出てきました。
そしてBグループにひとつ追加、合計11個になりました。
今回も後発の12月苗ですが、今後、大きな11月苗の復活に期待しています。
[2007年11月11日] F
来年に向けて種蒔きを行いました。
冷蔵庫に入れられる数は限られているので、これらの殆どは予備ということになります。
今年は半分は珍しい白花を蒔きました。
「ヒマラヤの青いケシ」ならぬ「白いケシ」はなかなか貴重なものです。
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