〜2008年 Part4 〜


    
6月15日@ 六番花(クリックで拡大)
    
6月15日A 六番花(クリックで拡大)


    
6月15日B
    
6月15日C
    
6月15日D
    
6月15日E
    
6月15日F
    
6月15日G


 [2008年6月15日] @〜G

 六番花の開花。(画像@A)
 こんなに続いて咲くのは初めてです。
 例年に比べて涼しく、雨の多いというのがどうも功を奏しているような気がします。
 ヒマラヤでも開花するのは雨季です、もっとも日本と違ってシトシト降るような雨だそうですが。

 来年は鉢植えではなく、路地植えにしてみようと思っているので、これまでのように 軒下に置いて雨を避けるといったことはせず、出来るだけ自然に近い環境を 試しています。(花の寿命は極端に短くなりますが)

 植物にとって雨というのは単に水分を補給するということだけでなく、 雨に打たれるという物理的な刺激が何か意味があるのではないかいう気がしています。
 ダメになったと思っていた小苗が雨に打たれた後、急に芽を出したり、なかなか開花しな かった蕾が雨が降った後の急に咲いたりと今年は面白いことが沢山ありました。

 さて、そろそろ見切りをつけないとと思いつつも、こうして幾つも花を咲かせていると なかなか決心がつきません。
 ところがこの画像を撮った直後、六番花は、はらりと花弁を落としてしまいました。
 まだ2〜3個は咲きそうな気もしますが、すでにその蕾には黒いシミのようなものが 出てきており、また、これ以上引き伸ばすと株が弱ってしまいますので、 今年はこれで終わることにしました。





 今年は大きな株が沢山あるので、昨年のように鉢のまま冷蔵庫に入れることができません。
 仕方がないので、鉢から出して土を落としポリポットに移し変えることにしました。

 昨年、冷蔵庫で夏越しした2006年株です。(画像B)
 沢山の脇芽が出来ており、鉢から出すとみっしりと根が張っています。








 慎重に周りから土を落としてコンパクトにしてからポリポットに詰めます。(画像C)














 これを昨年と同じように冷蔵庫で乾燥しないように袋に入れます。(画像D)
、  昨年、葉を落とした株は復活しなかったので、 今年は葉を落とさないでそのままで袋に詰めています。
 水分過多にならないように丸一日、水を与えていません。










 2006年滋賀県株13個+2006年北海道株3個、19個集まると 結構なボリュームになります。(画像E)














 北海道から送っていただいた3株のうち、ひとつの株の中央から茶色く腐ってしまい、 これはもう諦めて処分するしかないと思っていたのですが、中央の株がなくなっても脇芽が しっかり残っています。(画像F)
 メコノプシスの意外な強さを見たような気がします。









 葉を残したので、冷蔵庫は一杯です。(画像G)
 翌週の21日に残っていた2007年以降の株も入れました。

 もう一度、冷蔵庫に入っている株のプロフィールを書いておきます。

  1)滋賀県産2006年株 13株
  2)北海道産2006年株  3株
  3)滋賀県産2007年株  6株
  4)滋賀県産2007年株  2株(アルバ)
  5)滋賀県産2008年株 15株
 




2008年 Part5へ進む→

←Part3へ戻る



昨年のメコノプシスへ

Meconopsisに戻る