〜 メコノプシス 2002年 Part2 〜


 2002年6月11日朝、蕾が割れてとうとう花が咲き始めました。
 この日をどんなに夢見たことでしょう、日増しにむし暑くなる気候に今年もだめかなと半ば諦め、 半ば諦めきれない期待を持って毎朝、これを見ていた私にとって、まだ開ききらない花の青い色は 大げさでなく本当に「幻のような青い色」でした。
 いずれにせよ、今年の開花はとても運が良かったというほかありません。

              
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2002年6月11日 7:00
02
19:00
    
  開花が進むにつれ、花の色は薄いブルー     
  に変わってゆきます。     
  夕刻には2番目の蕾が開花を始めました。     


   03
2002年6月12日 6:30


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6:30


    
  前夜、梅雨入りと共にやってきた台風     
  の雨を避ける為に傘を設置。     
  メコノプシスに限らず、雨がかかると花     
  の寿命は短くなります。     
  2番目の花が完全に開花しました。     
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6:30
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17:00


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2002年6月13日 6:30


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6:30


    
  撮影の為に点滴をはずして庭へ移動。     
  このブルーが見たかった!     
  3番目の蕾が膨らんできました。     
    
  (最初の画像はクリックで拡大)     
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6:30
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6:30


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2002年6月14日 6:40


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6:40


    
  最初に咲いた花が傷み始めました。     
  3番目の蕾が割れて青い色が見えます。     
  蕾の殻(?)は先頭からではなく、後方から     
  先に割れるようです。     
    
  (全部の画像がクリックで拡大)     
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6:40
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2002年6月16日 10:30


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2002年6月19日 6:50


    
  花の命は短くて・・・・・。     
  改めてそのはかなさを実感させられます。     
  3番目に続き、4番目の蕾が割れたのに     
  これ以上開花しません。     
  美しい姿で終わりにするほうが良いのか     
  も知れませんが、昨年同様に最後まで     
  見届けて記録を残したいと思います。
    
   17
2002年6月22日 13:30
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Blue in the Sky


6月11日の開花宣言より12日目、3、4番目の蕾はとうとう完全に開花することなく茶色く枯れてしまいました。
もう半月ほど開花が早ければ全部咲いていたかもしれません。
でも二輪も咲いたのですから、今年はこれ以上望んではいけないのでしょう。
なにしろ、滋賀県でしかも休眠株から開花したのですから。

今回始めて目にしたこの花の青は、写真で見たことのあるものよりも随分薄い青色でした。
琵琶湖の色に合わせて「淡海色のメコノプシス・ベトニキフォリア」と命名したいと思います。

さて、梅雨空の雲の切れ間に見えた青い空を見上げ、今年の青きケシはこれにて終焉と致します。
ありがとうございました。



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