〜2005年 Part2 〜


3.紙ポットへの植え付けと室内への取り込み 

    
    
    
    
    



  [2005年2月21日]
  もう動きだしている株もありますが、全般的に昨年
  同様、やや貧弱な株が多いようです。
  今年はスペースの問題もあり、初めから素焼鉢に
  入れず、通気性の良い紙ポットに植えました。
  この段階での用土は、市販されている「山野草用
  の土」に何も加えず使っています。
  A、B、Cと2個づつ3つのグループに分け、環境
  を変えて栽培します。













  [2005年2月27日]
  一週間の間、雨の掛からない、明るい屋外に出し
  ておきましたが、芽の出ているものもあります。
  Cグループを屋外に残して、A、Bグループを育成
  チェンバーに入れました。
  育成灯は、AM5:00〜PM9:00までの16時間
  タイマーで点灯しています。
  正午の外気温は約9℃、チェンバー内は16℃と
  かなりの温度差になっています。




A1,A2,B1,B2


C1,C2




前方左からA2,B2,後方左からA1,B1


  [2005年3月6日]
  2週間後、毎日見ていてもはっきり分かるほど早い
  スピードで成長してゆきます。
  これは屋外のCグループと比較しても一目瞭然です。
  もっと強い光が欲しくて40Wの白熱球を追加しまし
  たが、温度が19℃まで上がってしまうので中止。
   (チェンバー内は9℃〜16℃)
  ただ、今後はもっと外の気温が上がるにつれ、チェ
  ンバー内の温度も高くなってしまいます。
  昨年は対策が思いつかず、結局3月13日に屋外へ
  出してしまいました。



A2,B2,A1,B


C1,C2




前方左からA2,B2,後方左からA1,B1


  [2005年3月13日]
  3週目、急に気温が下がり冬に逆戻り。(外は雪)
  いいものを見つけました、食器の水切りラックです。
  これなら蒸れることもなく、いざとなれば小型の扇風
  機で送風も簡単。 水を受けるトレーまで付いていて
  たったの999円。 育成チェンバーUの完成です。
  (これでもチェンバー(小部屋)といえるのか?)
  10:30の外気温5℃、チェンバー内では14℃。
  巧い具合に18:30の外気温1℃なのに、チェンバー
  内は14℃のままです。 また、40W白熱球を併用
  しても温度は上昇しません。(地温10℃)
      


A2,B2,A1,B1


C1,C2




B2


  [2005年3月23日]
  4週間後、B2の真ん中に何やら白くて丸いものを
  発見!
  これはひょっとして花芽なのか?
  これまではもっと成長した花芽しか観察したことが
  ないので、確信がありません。
  




      




手前左からB2,A1,後方左からA2,B1


  [2005年3月27日]
  5週目、B1はほぼ間違いなく花芽を付けたようです。
  他の株は全体的に成長を続けていますが、このB1に
  ついては、花芽を囲む中心部の葉は成長するものの
  全体的な成長はやや鈍化しているようにみえます。
  (光がまんべんなく当たるように位置はローテーション
  しています。
  寒の戻りで寒い日がありましたが、14:00のチェン
  バー内は20℃、地温が17℃です。(屋外は13℃)
  表土が乾燥した時点で、メネデールか、薄めの液肥
  を水代わりに与えています。
      


C1,C2


B1



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