〜2005年 Part3 〜


4.屋外へ移動 

    
    
    
    




手前左からB1,A1、後方左からB2,A2


  [2005年4月10日]
  7週目、4月に入り午後になるとチェンバー内の
  温度が急上昇。
  朝7時の温度が17℃(地温15℃)、13時が24℃
  (同18℃)、23時になっても19℃(同15℃)と
  いう状態です。
  もう少し室内で観察したかったのですが、十分な
  光合成を確保する意味もあり、屋外へ出すことに
  しました。
  




手前左からA1,B1,C1、後方左からA2,B2,C2

  屋外の場所は例年の定位置です。
  午後には日陰になり、換気口から出る床下の
  涼しい空気のお陰で気温20℃(地温15℃)
  に抑えられます。

  こうして並べてみると屋外で育てたCグループ
  との成長差は一目瞭然ですが、意外に屋外の
  ほうがダメージが少ないようにもみえます。

  B2の花芽がはっきりしてきました。
      



B2


B2の花芽




手前左からA1,B1,C1、後方左からA2,B2,C2


  [2005年4月23日]
  9週目にして愕然!、期待のB2がダメになりました。
  屋外に出す前から花芽が少し黒くなってきたので
  気にはしていたのですが、急速に枯れてしまいました。
  屋外組のC2同様、根腐れしているように思います。
  ところが今度はB1に花芽が付きました。
  気が付いてほぼ一週間でB2とは全然違ういつもの
  しっかりした大きさの花芽です。
  例年より丁度1ヶ月早いことに注目しています。
  (この後、B2、C2は病気の可能性もあるために隔離、
  以降は掲載しません)


B2


B1




地植えのA2


  [2005年4月29日]
  14時の気温が27.1℃、朝与えた水が午後には完全に
  乾いてしまいます。 でも生育の悪い株は湿ったまま。
  こういう乾き具合でも株のコンディションがわかります。
    
  今日は植え替えを行いました。
  まず、A2(屋内組)を地植えにしました。
  見込みのないB2(屋内組)、C2(屋外組)はポットか
  ら出してみましたが、案の定、根が殆ど張っていませ
  ん。 そして、残るA1、B1(共に屋内組)、C1(屋外
  組)を素焼鉢に植え替えました。
  


右からA1,B1,C1


A1


B1


C1



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