6月2日@
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6月2日B
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6月2日F
6月2日G
6月3日H
6月3日I
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[2007年6月2日] @〜F
いよいよ夏越しの開始です。
5月に入ってから鉢に植え替えた6個(画像@A)、しっかりした株になりました。
ただ、大きくはなったのですが、良く見ると根元から茎が長く伸びて葉がついています。
経験上、茎が長いのは徒長している可能性があり、株そのものが小さく開花には至らない場合があります。
もちろん今年はまだ1年目ですから開花するはすがないのですが、ちゃんと開花させる為には
この徒長をどう防ぐかが大きな問題です。
一方、ポットのままで鉢に上げなかったグループは先の鉢のグループの半分ぐらいの大きさに留まりました。
(画像BC)
1個は枯れてなくなり、残った中の半数は葉が茶色くなったり生育不足だったりしていますが、
それでも34個も残りました。
出来るだけ鉢に上げたかったのですが、冷蔵庫のスペースに限りがあるので、このままポットで置いておいた
のですが、冷蔵庫に入れる数を減らしてでも、もうひと回り大きなポットに替えるべきだったかもしれません。
いずれにしても昨年11月から7ヶ月、今年は一時期、全滅かと心配しましたが、総数、なんと40個!
1年目の苗の出来は大満足です(笑)。
さて、本当は切りたくないのですが、冷蔵庫のスペースの問題から葉を切り落として
ひとつずつストックバックに入れていきます。(画像D)
どうせ温度が下がれば枯れてしまうのですが、この作業はかなり勇気と決断を要します。
切ったところから雑菌が入るのは困るなと思っていたら切り口からネバネバした液体が出てきました。
(画像E)
切り口をカバーしているのでしょう、切り口が乾くまでこの部分に触ったり水で流したりしないように
注意します。
冷蔵庫に収納。(画像F)
17℃ぐらいから始めて、2週間かけて5℃まで下げる計画ですが、ぎっしり詰め込んだお陰で(予想通り)
内部の上段と下段で3〜5℃の温度差がでてしまい、また冷蔵庫の性能そのものの問題から温度の
上限下限の格差にも5℃前後のブレが生じます。
センサーを付けてパソコンで温度をコントロールするようなことができれば良いのですが、家庭用の
冷蔵庫では無理、このぐらいの誤差は目をつぶるしかありません。
せめてデジタル温度計をつけてマメに手動で調整することにします。(画像G)
[2007年6月3日] HI
40個の内、37個は冷蔵庫に入れましたが、残り3個は屋外でどこまで持つか実験に使います。(画像HI)
昨年、庭のライラックの木陰で7月末まで残っていたという実績があり、工夫次第では屋外の自然環境で
生き残る可能性もまだ捨て切れません。
日本の高山に自生する山野草なども夏を乗り越えるのに様々な工夫をされるようで、厚みのある断熱鉢や
鉢を二重にして外側の鉢に水を入れて冷却する鉢などがあります。
しかしあくまでも日本の気候風土に生きる植物用であって、メコノプシスには使えそうにありません。
多少、保湿性は犠牲にしても水はけが良くて、気化熱が発散しやすく、中の土に直接、空気が抜けるようなものは
ないかと探していて、目に付いたのが、この100円ショップで売っていたハンギングバスケット。
これに根腐れ防止のゼオライトと木炭を混ぜた通気性重視の用土を詰め、先程の苗を植えてみました。
ライラックの木陰で、高さもあるので風通しは抜群です。(本日の午後の温度、気温20度、地温18度)
枝に吊り下げる予定でしたが、水を蒔くと相当な重量になり、枝が折れそうなので、3本の棒で
三脚を作り、これに下げることにしました。
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